自分にもあった交差点
-やがて来る それぞれの交差点を 迷いの中 立ち止まるけど それでも人はまた歩き出す- 知っている人も多いでしょう。 GLAYが歌う『BELOVED』のサビの一部です。 新曲としてリリースされたときから好きで、今でもよく聞いています。 それぞれの交差点って何? そこで立ち止まってまた歩き出すとは、どういうこと? 好きだとはいうものの、あの頃は歌詞の意味もわからずにいました。 歌詞の意味まで全て飲み込んで聞くには、当時の私はまだ幼すぎたのです。 近づく学校の卒業。 それまではずっと一緒だった友達が、別々の道を歩こうとしています。 仲良しこよしで繋いでいた手をそっと離し、 それでもずっと友達だよと誓い合いながら。 卒業が視野に入り始めたとき、みんなが迷いの中にいました。 自分は何をしたいのか、目標が定まらない子。 一度は決めたものの、本当に後悔はしないか揺らいでいる子。 不安を抱きつつも、一直線に夢へ向かおうとしている子。 私もその一人です。 分かれた道を前に、どの方向に進むべきか悩む日が続いていました。 人生の一つの分岐点でもあった時期を思い出しながら、気がついたのです。 自分にも交差点があったのだということ。 そして、立ち止まって思い悩みながらも、再び歩き出していたことを。 そう。それはまさしく、GLAYが歌う通りでした。 『BELOVED』の歌詞に込められた思いをようやく理解できたとき、 自分は既に交差点を通過した後。 そして、迷いの中で決めた道に踏み出した足を進めている最中。 交差点を過ぎた後も、立ち止まることがあります。 迷いは何度も訪れます。 だけどやっぱり、再び歩き出す。 立ち止まったままではいられないのですから。 今でも『BELOVED』を聴くたび、将来を思い悩んだ日々がよみがえります。